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ミラノの街の窓窓から、レインボーカラーのストライプに白字で
"PACE"(平和)と書かれた旗が かかっているのをよく見かけるように
なったのは今年に入ってからでしょうか。最近ではあちこちの窓に、 この反戦の旗を見かけるようになりました。
イタリアの政府は現在(戦争に対して)傍観者を決め込んではいますが やはり国民、一人一人の戦争への関心度は非常に高く 毎週のように
あちこちで反戦パレードが行われ 小学生の子供でも一反戦者として参加 反戦を訴えています。 TVニュースでは現地特派員からの緊迫した報告、
生々しい爆撃後の街の様子などが放映され 今まで見たことも無いような 光景に驚きと落胆を感じずにはいられません。
イタリアにはイラクからの出稼ぎ労働者も沢山入ってきていて、戦争に 参加するために帰国した人 イタリアに残って密かに反戦を叫ぶ人と
彼らの運命をも大きく二分しているようです。近国の惨事ということのみ ならず 身近に当事者がいるということも この戦争への関心を高めている
といえるでしょうし、それが人類の危機へもつながると誰もがよく理解して 居るのです。
3月中旬、戦争がはじまるというので日本からミラノに帰る飛行機の 便を延期変更しようかと 検討していた私の心配をよそに、機内は
観光ツアー客でほぼ満席でした。それから一ヶ月余り現在は戦争もすでに終結に近いのでは?といわれるまでに進んでいます。旅行者も減っていると思われますが、海外旅行なれした日本人は、この期間にもイタリアを訪れることでしょう。
日本からは遠い国の戦争でも、イタリアに住んでいると身近に感じることがあります。もし、レインボーカラーの旗をみつけたら、近国の戦争について、グローバルな視野で考えてみて下さい。そして静かな、しかし熱いイタリア人の反戦の声が続いていたことを、お知らせしておきます。
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